全身性障がい者ガイドヘルパーの資格取得方法

全身性障がい者などの移動のサポートを行う職種を、移動介護従事者、別名ガイドヘルパーといいます。この資格を取得するための具体的な資格取得の流れは次のとおりです。

まずは、移動介護従事者になるためには全身性障がい者ガイドヘルパー養成研修という専門の研修を受ける必要があります。この研修は、主に座学と実技の2つの部分から構成されています。座学では、障がいに関する基本的な知識や法律、倫理について学びます。実技では車椅子の操作方法や介護技術、緊急時の対応など、実際の現場で必要となる技能を実践的に学びます。
研修は、地域の福祉センターや各種の養成機関で開催されています。受講するためには、まずこれらの施設に問い合わせをして、研修の日程や費用などの詳細を確認することが大切です。一般的には、3日間から5日間程度の短期集中型の研修が多いですが、機関ごとに異なる場合がありますので、事前にしっかりと調べておくと良いでしょう。
研修を修了すると、修了証が発行されます。この修了証をもって、全身性障がい者ガイドヘルパーとして働くことが可能になります。ただし、資格を取った後も自己研鑽は欠かせません。定期的に研修や勉強会に参加して最新の情報や技術を学び続けることが、質の高い介護を提供するためにも重要です。

この資格を取得することによって、障がいを持つ方の外出支援に関われるようになり、自分自身のやりがいもアップするはずです。資格取得を目指すことで、さらに多くの人々の生活を豊かにするお手伝いができるようになります。移動介護従事者になるための情報は、→移動介護従事者-ガイドヘルパー-のお仕事←からも集めてみてください。